2018-03-29 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
○藤田幸久君 九七年に当時のラナリット派とフン・セン派の対立が深刻化し、武力衝突に至ったわけですが、このとき、小渕外務大臣が両派の対立を解消させるために四項目の提案をされまして、これを国際社会が支援をし、双方が受け入れたというような実績があります。 同じように、日本が影響力を行使していただく仲介役としてますます重要な役割を果たせると思いますが、その展望についてお話をいただきたいと思います。
○藤田幸久君 九七年に当時のラナリット派とフン・セン派の対立が深刻化し、武力衝突に至ったわけですが、このとき、小渕外務大臣が両派の対立を解消させるために四項目の提案をされまして、これを国際社会が支援をし、双方が受け入れたというような実績があります。 同じように、日本が影響力を行使していただく仲介役としてますます重要な役割を果たせると思いますが、その展望についてお話をいただきたいと思います。
こういつたことが続く限り、日本政府の四つの条件の一つは停戦ということでありますけれども、もちろんラナリット派の方が軍政府に対する攻撃をやめるということが一つの条件ですが、一方で軍側の方も、軍事行動にエスカレートしないような手段をやはり検証していくということも重要だろうと思うわけです。
しかし、例えば具体的にUNTACとプノンペン政権、ラナリット派、ソン・サン派がそれぞれ、それぞれということになっているようですけれども、選挙防衛というものの合意をした、そういう活動をしたというようなことが行われたわけですけれども、こういうことは、今まで言いましたように選挙を防衛するということのために国連の措置として必要であったということを認めないわけではありませんが、我が国のPKO協力法の枠で言うところのいずれの
○岩本久人君 カンボジア選挙の開票状況、現時点でどうなっているかわかりませんが、けさのニュースでは、ラナリット派、人民党がそれぞれ十八議席ずつとったと、猛烈な接戦を繰り広げておる、こういう状況のようでございます。
開票率は四三%、百八十二万票ということでございまして、ただいまお話ございましたカンボジア人民党、フンシシペック党いわゆるラナリット派でございますが、それぞれの得票率は、人民党が三五・三%、票で言いますと六十四万三千二百二十五票。それからラナリット派のフンシンペック党が三六・七%、票数で言いますと六十七万一千二百五十七票ということになっております。
それによりますと、フォンクーには現地の支配勢力でございますラナリット派の警察が設けた国境監視所が存在いたしまして、そこで現地警察官が国境のコントロールを行っていた。これに対してUNTACの停戦監視員、それから歩兵部隊もこの国境監視を行っていた。これに加えて、我が国を含みますUNTACの文民警察要員が現地警察の指導、助言、監視の一環としてついていたという実態があったそうでございます。
それで、ポル・ポト派の動向というものが注目されるんですけれども、実は二週間ほど前だったでしょうか、NHKの朝の討論番組を見ておりましたら、池田アジア局長が番組に出演しておりまして、プノンペン政権とラナリット派が提携し政権をつくっていくということが望ましいのではなかろうかと。
ポル・ポト派の一部は、選挙反対をし選挙結果無効という建前を通しながらも、シアヌーク殿下の指揮のもとで民族和解政府をつくる構想を掲げるラナリット派に投票したとも言われております。今後、民族和解構想が有力なものとして浮かび上がってくることも考えられるところであります。 しかし、一方ではUNTACによって選挙を実施いたしました。
ただ、アンビル自身につきましては、私どもこれまで見てまいりました限りでは、比較的初めのころは平静でございまして、むしろポル・ポト派の軍隊とそれからラナリット派の軍隊が仲よくパトロールをしていたということもあったそうでございます。ただ、情勢がその後非常に悪化したということが一つ言えると思います。
あるいは、もう既に選挙をボイコットしておりますいわゆるクメール・ルージュ、ポル・ポト派がこの制憲議会の外にいるわけでありますから、この動向というものが、新聞等でもきょうもいろいろ報道されておりますけれども、逆に投票を指示したのではないかとか、あるいはいわゆるラナリット派と組むのではないかとか、いろいろ憶測を呼んでおるわけでありますけれども、こういう動向等を今後も、二十八日の投票終了まで注意深く見守っていかなければならないと
これじゃ、ラナリット派にも会わなきゃいけませんし、当時はポル・ポト派に会えるのですから、努力は足りないと総理はおっしゃられましたが、私もこの報告書でそう思いました。 さてそこで、そういう最初のボタンのかけ違いから始まりますが、さて、我が国がPKOをいよいよ今度は送るという決断をしたときに、我が国のPKO法という法律に基づく我が国のPKOを送る考え方を国連にどのような形でお伝えになりましたか。
どの党も憲法制定議会の絶対多数を占められないというケースもあり、また、あるいはプノンペン政権が勝利する、あるいはラナリット派が勝利する、いろんなケースがあり得ると思いますが、どういうシナリオを望ましい、あるいは最もあり得ると考えているか。 また、ポル・ポト派が今回この選挙には参加をしていないわけでございますけれども、選挙後のポル・ポト派への対応、これをどのように考えているか。
カンボジアの現状は、ポル・ポト派が、武力行使をしてでも選挙を妨害する、こういうふうに宣言をいたしまして、ラナリット派、プノンペン政権それからソン・サン派、つまりSNCのポル・ポト派を除く人たちが作業部会を開いたわけでありますが、ここへ出席した明石代表が、先ほど申し上げましたように、万一武力行使があれば、これはちゅうちょなく撃退をすると申しますか反撃をする、こうおっしゃっておるわけでありますが、私は、
そこで、この選挙の四派の動きでありますけれども、ポル・ポト派は参加しないと、これは明確に言っておりますが、ラナリット派、ソン・サン派の動向は今どうなっておるか。ソン・サン派なんかも若干ふらついているという情報もありますので、三日後ですか、選挙を控えておりますけれども、ソン・サン派の動向はどうか。ラナリット派も間違いなく選挙に参加するのかどうか、今の外務省の認識、見解をお聞きしたいと思います。
それから、武装解除した武器の返還でございますけれども、この点につきましては、現在のところ、私どもが承知しておりますところでは、ラナリット派だけから正式な文書による要請が出てきておりまして、それについてUNTACとしてまだ最終的な結論を出していないということだと承知しております。
そして、この同じ事務総長報告によりますと、三十七項で、後半ですが、「文民警察部門と共同で軍事部門は、投票期間中の安全確保について、和平プロセスにしたがっているSOC、ラナリット派、ソン・サン派の三派と協定を結んだ。この協定の中心点は、投票所とその近辺の安全はUNTACのみによって確保されることになるということである。」
シアヌーク派、ラナリット派とも呼ばれておりますが、この対象兵力は一万七千五百名でございまして、武装解除された兵員は四千五十五名、武装解除率は約三二%、ソン・サン派の対象兵力は二万七千七百九十名、武装解除されました兵員の数は六千八百四名、武装解除率は約二五%でございました。
支配下でなかったはずのラナリット派のところのアンビルだってあれだけの攻撃があったわけですからね。ましてコンポンチャムというのはプノンペンからすぐ隣ですよ、東側。全く今現在でも北西四州に入っていない、そこの治安、これは物すごく悪い。この実態。 警察庁、来ていますな。済みません、御苦労さま。警察庁、御苦労さまですね。
三派のうちラナリット派だけが書面でそういった要請を出しております。そのほかの二派に対してもUNTACの方ではもしそういう要望があるのであれば書面によって要望を出すべしということを言い渡しておりますが、他の二派はいまだそういった書面を出しておりません。
ソン・サン派やラナリット派さえ選挙の延期を主張し、またUNTACは、三派に対する武器の一部を返却する方針とも伝えられます。停戦合意、武装解除、総選挙の実施というパリ和平協定の枠組みは、実質的には既に崩れているのは、だれの目にも明らかであります。
○萩政府委員 実際に現地カンボジアの警察に対して助言、指導、監督を行うわけですが、例えばプノンペン政権軍は国土の八割くらいを一応支配しておりますが、そこの警察官はプノンペン政権の警察官、それからラナリット派の警察官、それからソン・サン派の警察官、それからポル・ポト派にはポル・ポト派の警察官がそれぞれいるわけでございます。
そういうことについて、例えばラナリット派の党員が五人殺害されたとか、あるいは今日まで四十四件で六十二人が亡くなっているという、そういう数まで正確に発表してみずから自省の念を皆さんに伝えているわけなんです。このことは御存じなんですか。
今、三派のうちの他のいわゆるソン・サン派やラナリット派は選挙に加わるというお話がありましたけれども、ここもキュー・サムファン氏の言い分によりますと、ソン・サン派やラナリット派は果たして選挙に参加するだろうか私は見守っている。プノンペン政権側はプノンペン市内でさえ白昼これらの政党の事務所を襲撃してテロを行っている。手りゅう弾が事務所に投げ込まれるような状態の中で選挙が行えるだろうか。
UNTACですら、これは新聞報道で、もう有名な話ですけれども、一月に調査をしたら、何と、選挙やったらラナリット派が三〇%、ソン・サン派が一八%、プノンペンは九%しか支持がないだろう、このことが大体世論なんですよね。UNTACの調査なんですよ、これ。
それは、見方が私と違うと言うのでしたらこれはもう見解の相違なんですが、やはり一番支持率が高いと言われていますのがラナリット派です。これはシアヌーク殿下とのかかわりがございますからよくわかります。まあ規模は小さい派ですけれども、非常に人気がいい。その次にはフン・セン派かポル・ポト派かというところにくるんですね。これを私は非常に注目しているわけですよ。
これまでに武装解除に応じましたのは、プノンペン政府軍、それからラナリット派の軍、これは御承知のとおりシアヌークさんの御子息でございますが、ラナリット派の軍、それからソン・サン派の軍ということで、ポル・ポト派につきましては、遺憾ながら武装解除には応じていないということでございます。
二番目は、紛争当事者という御質問だったと思いますが、これは具体的には、カンボジアにつきましてはいわゆるプノンペン政府、それからラナリット派、これは旧シアヌーク派でございます。それから、ソン・サン派、そして民主カンボジアいわゆる。ポル・ポト派、これら四派でございます。 パリ協定につきましては、先ほど申し上げましたようにこれらの代表それぞれが直接この協定に署名しております。